ご挨拶

先進企業の取り組みが単に温室効果ガス排出量削減や再生可能エネルギーの利用に留まることなく、製品のライフサイクル全体での温室効果ガス抑制策として資源循環経済への移行と変容しつつあることを実感しております。
そして単に数値目標を達成するのではなく、商品企画から原材料調達、品質管理、国際認証やデータ連携などが企業の環境戦略として位置づけられるようになりました。
私はここ数年、企業の資源循環への取り組みの最前線に身を置かれる多くの方が技術的、組織的課題に直面される状況を目の当たりにしてまいりました。突然姿を現した「資源循環」という組織横断的課題についての専門家が企業内にいないのです。
リニアエコノミーの延長上では課題解決への具体的な道筋が見出せない中、時間的経過が問題解決への道筋をさらに複雑化させている現状。技術革新は日進月歩を遂げ、半年後には不可能が可能となり、懸案であったはずの壁が気付いたら消えていることもよくあります。
私たちは、資源循環という新たなビジネスモデルにおける最適(Optimal)な解を求め続け、クライアントとともに歩む探索者（Reperto）でありたいと願いこの会社（O-Reperto）を設立しました。

代表取締役 山本 泰雄